コロナ禍における清掃管理業務について
- 2021.12.20
ビルメンテナンスは、建物を維持・管理するために
次のような各種業務をすることです。
・清掃
・リニューアル工事
・点検など
商業施設や公共施設、オフィスビルなどの各種建物施設を
お客様に快適に利用してもらえるように“裏方”から支える大切な役割です。
清掃管理業務は、床面だけでなく壁面や扉、什器・備品など立体面にも気を配ります。
各室の特性にそって、バランスのとれた美観・衛生を維持するように作業します。
ビルの用途によっても、清掃管理の内容は異なりますし
床材、壁材、金属材、石材など素材によって、取り扱いはひとつひとつ異なります。
最近はきわめて多様な素材が使用されており、これらの特性に合った清掃管理をおこないます。
また、近年では新型コロナウイルスの感染防止の観点から
清掃管理の方法は、事後清掃から予防清掃に変わりつつあります。
つまり、建物内に汚れを持ち込ませないとともに
汚れる前に処置し定常的に美観・衛生を保持する清掃方法です。
消毒・殺菌などの感染症対策、それは重要な清掃管理業務の一つですが
外部からウイルスや菌を持ち込ませないことにも役立っています。
このように、最近の清掃管理業務というのは
けっして単純な清掃作業の積み重ねではありません。
専門的な知識と管理能力が要求されるようになりましたので
清掃管理業務の専門家として「ビルクリーニング技能士」や
清掃管理業務の品質をチェック・評価して改善をおこなう
「建築物清掃管理評価資格者（ビルクリーニング品質インスペクター）」といった
各種資格も設けられ、養成活動もさかんにおこなわれています。
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